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「文壇波動調」欄記事 02 (その二) - 岸田 国士 ( きしだ くにお )

  • ●日本文壇史 1~3 伊藤整 計3冊
  • ■ 吉屋信子 /  自伝的女流文壇史 改版  ■中公文庫復刊■
  • 文芸文庫 伊藤整「日本文壇史 3 悩める若者たち」
  • ●単行本【兎の眼】灰谷健次郎.理論社.文壇デビュー作●
  • ●終戦後文壇見聞記 大久保房男 定価2625円 初版
  • 大いなる助走/筒井康隆 文壇を恐怖に陥れた今世紀最大の問題作
  • 水上勉**[*”文壇放浪”*]**瞼に残る,あの作家,この作家**切手可
  • 【「続・推理文壇戦後史」 ミステリーブームの軌跡をたどる】
  • 今東光 毒舌文壇史 昭和48年 /きき手・梶山季之
  • ■ダカーポ■楽しんですぐ身につく英会話■文壇デビュー・他■
文壇波動調」欄記事 (その二) 岸田國士           ×  加宮貴一君、「光明文学序曲」を拝見しました。君が中村武羅夫氏に対して云つてをられることは、当然、僕としても何とか云はなければならないことらしいが、君と僕とは、所謂「明るい文学」を提唱する動機も違ふやうだから、当分口は出さないことにします。
 中村氏にも、そこを混同されないやうにお願ひして置く。(岸田)
          ×
 ただ、僕は僕として、中村氏にこれだけのことは云つて置きたい。僕が求めてゐるのは「明るい人生」ではない。「明るい文学」なのだ。その「明るさ」は、あなたがたの云ふ「人生」の何処にもある筈はない。それはただ、「あるがままの人生」を盲信しない人間の、少しばかり光つた眼の裡にあるのだ。(岸田)



底本:「岸田國士全集20」岩波書店
   1990(平成2)年3月8日発
初出:「文芸時代 第二巻第七号」
   1925(大正14)年7月1日発
入力:tatsuki
校正:門田裕志、小林繁
2005年9月10日作成
青空文庫作成ファイル
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