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一つの灯 私の書いた頃 - 宮本 百合子 ( みやもと ゆりこ )

  • 宮本百合子選集第一巻・小説集 ☆宮本百合子
  • 【本】 宮本百合子研究・宮本百合子批評 関係書 6冊 N21078
  • 宮本百合子全集 補巻一 習作一 函・月報付 新日本出版社
  • 現代日本文学全集35 宮本百合子集 筑摩書房
  • (新日本出版社) 宮本百合子選集 全12冊 送料無料!!
  • 【切手OK】宮本百合子『伸子 上巻』岩波版ほるぷ図書館文庫
  • 日本文学全集22 宮本百合子 伸子/二つの庭 河出書房新社
  • ●「新版 宮本百合子全集」第10巻 定価6000円
  • 宮本百合子全集5冊セット全初版 別巻1、2 補巻1、2 別冊 
  • 宮本百合子全集 28巻セット■新日本出版社■1980/82年
一つの灯 ――私の書いた頃――  学徒動員ということがはじまって学生戦線にかり立てられはじめたころ、日本ファシズム権力は、そういう立場に立たされた若い人々自身およびその周囲の理性人の思索なり感情なり批判なりを公表されることを極度にきらった。大学新聞廃刊させられるようになった。法政大学新聞もやがて同じ過程をたどったのだけれども法政大学新聞最後まで出来る限り、思想権利、発言の権利理性判断する権利を守ろうと努力していて一九三七・八・九年ごろ言論抑圧の困難とたたかいながら進歩的な執筆者を加えていた。わたしがあの時分どんなテーマについて書いたか覚えていないが、執筆をたのまれるたびに編集者真面目な熱意に共感したものであった。日本民主化が迎えるこれからのいく波瀾に向って法政大学新聞のその伝統が正しくうけつがれ、より活発に発展させられるようにと思う。
〔一九四八年十一月



底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
   1981(昭和56)年3月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十五巻」河出書房
   1953(昭和28)年1月発行
初出:「法政大学新聞
   1948(昭和23)年11月1日号
入力柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月15日作成
青空文庫作成ファイル
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