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大勢順応 - 勝 海舟 ( かつ かいしゅう )

  • ★レア保存品★坂本龍馬・西郷隆盛・勝海舟他幕末維新志士達写真
  • 歴史読本 勝海舟 昭和49年 南條範夫 童門冬二 早乙女貢 新田次郎
  • 文藝春秋臨時増刊/4冊【勝海舟と西郷隆盛+昭和史決定的瞬間/他】
  • 古本 勝海舟 村上元三 学習研究社 昭和48年版
  • 勝部真長『海舟覚え書』(S50年/帯)幕末 勝海舟
  • ■安吾捕物帖■坂口安吾■勝海舟犯罪を斬る■歴史推理ミステリー
  • ☆勝海舟の一刀両断! リーダー論から外交戦略まで 霊言問答☆
  • 勝海舟/村上元三/単行本/背焼けとカバーに疲労
 憲政党が、伊藤さんに代つて、内閣組織した当時、頻りに反対して騒ぎまはつた連中も、己れは知つて居るよ。だが随分見透しの付かない議論だと思つて、己れなどは、独りで笑つて居たのさ。御一新の際に、薩摩や、長州や、土州政権を執れたとて、なに彼等の腕前で、迚も遣り切れるものかと、榎本や、大鳥などは、向きになつて怒つたり、冷やかしたりした連中だ。所がどうだ、暫くすると、自分から始めて薩長の伴食になつたではないか。何も大勢さ。併し今度の内閣も、最早そろ/\評判が悪くなつて来たが、あれでは、内輪もめがして到底永くは続くまいよ。全体、肝腎の御大将たる大隈板垣との性質が丸で違つて居る。板垣はあんな御人よし、大隈は、あゝ云ふ抜目のない人だもの、とても始終仲よくして居られるものか、早晩必ず喧嘩するに極つて居るよ。大隈でも板垣でも、民間に居た頃には、人の遣つて居るのを冷評して、自分が出たらうまくやつてのけるなどゝと思つて居たであらうが、さあ引き渡されて見ると、存外さうは問屋が卸さないよ。所謂岡目八目で、他人の打つ手は批評出来るが、さて自分で打つて見ると、なか/\傍で見て居た様には行かないものさ。



底本:「日本の名随筆 別巻95 明治作品社
   1999(平成11)年1月25日第1刷発行
底本の親本:「亡友帖・清譚と逸話 〔復刻原本=海舟全集第十巻〕」原書房
   1968(昭和43)年4月20日
入力:ふろっぎぃ
校正:浅原庸子
2006年2月16日作成
青空文庫作成ファイル
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